“兵庫医大”の“脳神経外科医”として
【 研究 】
高木俊範-キャリア15年目

 名古屋市立大学を卒業、岐阜県の土岐市立総合病院という地方の病院で3年間研修を行った後、岐阜大学脳神経外科に入局しました。岐阜大学医学部附属病院を始め、東京の生育医療研究センター、国立循環器病研究センターでも研修し、脳神経外科専門医を取得しました。元々、脳血管内治療を志望しており、同年に日本脳神経血管内治療学会専門医も取得しました。


 その後は岐阜大学大学院へ進学し、岐阜薬科大学の薬効解析学研究室で、脳卒中に関する基礎研究を行いました。学位取得後、脳神経外科医として働きましたが、基礎研究の中でも臨床応用までを目的としたtranslational research、特に神経再生に興味を持ち、それを実現するために兵庫医科大学脳神経外科にお世話になっています。


 現在は定期手術や病棟患者は担当せず、神経再生療法を目指した基礎研究を大学院生と共に進めています。


 私は同期の少ない環境で育ったこともあり、普通の脳神経外科の先生よりも多くのチャンスを頂いてきたと感じています。現在の兵庫医科大学は、私の育ってきた環境よりさらに症例に恵まれ、やる気があれば本当に色々なチャンスが得られると思います。


 しかし私は、どうしても脳疾患特有の、一度障害を受けたら直らない、という現状を甘んじて受け入れることに抵抗がありました。確かに通常の病態下では、損傷された神経を修復することは叶いませんが、生体内にも神経幹細胞が存在することが証明されています。我々は、先端医学研究所と共同で、ヒト脳梗塞組織にも、多能性幹細胞が存在することを突き止めています。私は、この多能性幹細胞を用いて、神経再生療法の実現ならびに神経修復のメカニズムの解明に向けて研究を進めています。


より臨床に近いところでは、間葉系幹細胞を用いた、脳卒中に対する治療についても現在研究を進めています。今後、検討すべき事柄は未だ山積みです。このような研究に興味を持って、一緒に頑張ってくれる先生を募集しています!


【 国内留学 】
徳田良-キャリア9年目

 2009年に医学部を卒業し、兵庫医科大学病院で2年間の研修を行い、当科教室に入局しました。卒業前から救急医療に携わりたくて、専門性も高く救急医療に携わる機会も多い脳神経外科、とりわけ血管系に興味をもちました。現在は専門医を取得し、国内留学で福岡脳神経外科病院に常勤しています。


 当院は2017年4月に開院し、「切らない治療」をモットーにカテーテル治療を積極的に行っている病院で、理事長は当科の吉村教授の師匠である、風川 清先生です。 research、特に神経再生に興味を持ち、それを実現するために兵庫医科大学脳神経外科にお世話になっています。


 当院では理事長、院長は可能な限り若い医師に手術を覚えさせる指導医の立場を徹底して「主治医が手術の執刀を行う」という方針です。我々若手が主治医を任せて頂けるため、ご指導を受けながら極めて多くの手術が経験できます。大学病院では専門医で経験年数の多い先輩方が執刀されることが多く、自分がメインで執刀する機会は少なかったのですが、福岡脳神経外科に赴任後、2017年10月1日から2018年8月31日までの当院手術総数459件、うち脳神経血管内治療数168件で、このうち約90 例の血管内治療を風川理事長に直接指導を受けながら術者をする機会をいただき、血管内治療専門医を目指して奮闘しています。もちろん、開頭腫瘍摘出術、clipping、開頭血腫除去などの手術も多く、1ヶ月間で平均8-10例の術者を経験しています。多くの症例を基にした臨床研究にも力を入れて我々若い医師に研究のテーマを与えてくれます。論文、学会発表を積極的に推進していること、兵庫医科大学病院との交流が盛んであることも当院の魅力だと思います。吉村先生が兵庫医科大学病院に赴任されたばかりの頃、「外科だからと言って、論文を書かずに手術経験だけで生き抜くことは難しい。手技も経験しながら論文もたくさん書いて成長しなさい。」と指導いただいたことが思い出されます。


 福岡脳神経外科はまさに、これらを両立できる病院だと思います。風川先生、吉村先生に続く孫弟子として、今後も精進していきたいと考えています。


【 関連施設での研修 】
能勢明徳 「関連施設として京都を楽しむ」

 医学部卒業後、兵庫医科大学で初期研修を行いました。研修後は、脳神経外科教室へ入局し、脳神経外科医としてスタートを切りました。入局後の2年間は毎日と言っていいほどの多くの手術、救急対応を経験できました。その経験もあって入局後3年目には三田市民病院、そして4年目に京都のシミズ病院へ赴任となりました。シミズ病院は脳神経外科に特化した病院であり今までの経験と知識を十分に発揮でき、また京都大学の先生方とも関係を持つことができ人間関係においてもプラスになる研修施設です。


 京都に来て良かったことは、周辺の施設、例えば銀閣寺や金閣寺、清水寺など今まで時間があれば訪れたかった場所にすぐ行けるということです。嵐山、渡月橋には赴任直後に訪れることができました。また京都は色々な美味しいご飯を食べるお店があり上の先生方との楽しみでもあります。


 手術が終わり、自転車で仕事終わりに気分転換に寺などを訪れることは、やはり京都ならではと思います。今後ももし赴任する可能性がある先生方にとっては京都は非常に医療以外でも充実のできる場所ではないかと思います。


金閣寺 金閣寺

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集要項につきましては兵庫医科大学病院のレジデント募集要項(別窓表示)をご覧ください。
募集要項の書類(PDF版)も上述のリンク先からダウンロードいただけます。